無料アクセスカウンターofuda.cc「全世界カウント計画」
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
平成24年度特別警防訓練!
前回のブログで予告した特集ですが、
それは昨年11月末~12月上旬に行われた「特別警防訓練」です!

特別警防訓練とは、毎年実施している全消防隊と救助隊を対象とした走行・火災防御技術の試験です。
北消防署のHPにも記事が載っていました。
HPをみる。

本来であれば"訓練"という名の"試験"なので"内部訓練"と判断して掲載しないのですが、
「掲載して京都消防を盛り上げてほしい」と、ある方から直々に許可を頂いたので掲載します。

許可を得て一年ぶりにこの訓練を拝見して思ったのは、「京都市民の命や財産は京都市消防局が守ってくれる!」
と改めて確信できたことです。それぐらい、徹底的に厳しい訓練をされています。
普段は決してスポットライトを浴びることのない"影の努力"を伝えるために今回、公開することにしました。

訓練内容は峡路の走行訓練と火災防御訓練の二種類でした。

峡路の走行訓練は機関員+無線担当隊員一名を除いた隊長以下三名が
車両を誘導してコースを走行すると言うものです。
単に前進するだけでなく、バックや駐車など様々な運転技術が試されます。

CD-1とCD-2では車両の大きさが違うので障害物の位置や設定時間も違います。
そして、救助工作車は、フロントバンパーが出っ張っている分、厄介です。
それにも関わらず、スイスイとこなされている姿は見あきることがなかったですね。

訓練を見ていると各部隊によって降車~誘導開始までに違いがあり工夫されているのがよくわかりました。

そして、車両のエンジン音に負けないように誘導する声にも力が入っていたのがとても印象的でした。
運転席からは死角になる部分を相互に連携して的確に補いながら、
見事なハンドルさばきで確実にコースを攻略されていました。

これだけの運転技術ならば、京都の狭い道路でも入っていける自信が相当つくのではないかと思います。
火災防御訓練では本部指揮救助隊のみなさんをはじめとした多くの
ベテラン隊員の厳しい目が光る中での訓練です。

はっきりと想定や流れをお伺いしたわけではないので多少違うかもしれませんが、
私が見た限りでは以下のような流れです。

水槽車は火点前に部署し、隊長は通報者(審査員)から情報を聴取して状況を把握します。
その間に隊員はタンク水を利用した消火の準備にあたります。

また、後方に水利部署した大型ポンプ車はホースカーを利用して分岐1線を延長し消火に加わります。
(水槽車のタンク水を補うために補給(中継送水)もしている??)
面体着装後、屋内進入し、要救助者を救出して救急隊(審査員)に引き継ぎます。

残火整理後、消失面積等々を局本部に無線報告し、撤収。
隊長による車両点検、人員点検を経て訓練終了です。

文字で書くと何のこともない訓練ですが、訓練を終えられた皆さんは
まるでサウナに入ったかのような汗の量です。
それだけ体力を消耗するということです。

この訓練でなによりも印象に残っていたのはやっぱり「声」です。
訓練コースの途中に路地のT字路?に見立てた部分があるのですが、そこではきちんと止まり、
声を出して左右の指さし確認を「本気」でされていたことです。
下の画像でも指さしをされているのがはっきりとわかるはずです。

左右の安全確認。
ついつい形だけになってしまいそうですが、きっちりとされていました。
急いでいる時だからこそ徹底して本気でやる。これって重要な気がします。
人を助ける側が救急車を呼ぶようでは話になりませんしね。

そして、声を出すことで隊員同士の意思疎通はもちろん、的確な連携を図ることができます。
後着部隊のサイレンや無線でざわめき、防火帽についたしころで耳を覆われて
聞き取りにくい状況だからこそ、わかりやすく、大きな声が威力を発揮するのだと僕は思っています。

そうそう、言い忘れるところでした!
徹底的に訓練されたスマートで美しい動きも見ものです。
隊員一人ひとりが自分の役割をはっきりと認識して、仲間の動きをサポートされていました。
徹底的に訓練されているからこそできるチームプレーだとはっきりと確信できました。

時間ばかりに目が行って飛び回っていた某動画とは大違いです(笑)

そして、速消小型水槽車(速水車)ですが、住宅用火災警報器の設置義務化で、
火災の認知が格段に早まったことで通報も早くなっているはずです。

早ければ早いほど火勢は小さいので、素早く現着し初期消火を行う。
というのが狙いのようです。

おっと、いつものことながら長くなってしまいました。
撮影位置の関係上、すべては撮影できませんでしたが、写真をどうぞ!
北第一消防隊(大型ポンプ車)&北第二消防隊(水槽車)
2013正月特集04.jpg
2013正月特集05.jpg
2013正月特集08.jpg
2013正月特集09.jpg
2013正月特集10.jpg
2013正月特集11.jpg
2013正月特集12.jpg
2013正月特集13.jpg
2013正月特集14.jpg
2013正月特集15.jpg
2013正月特集16.jpg
2013正月特集19.jpg

東山第一消防隊(大型ポンプ車)&東山第二消防隊(速水車)
2013正月特集21.jpg
2013正月特集22.jpg
2013正月特集23.jpg
2013正月特集24.jpg
2013正月特集25.jpg
2013正月特集26.jpg
2013正月特集27.jpg
2013正月特集28.jpg
2013正月特集29.jpg
2013正月特集30.jpg
↑ホースの口径がこんなに違うんですね。
2013正月特集31.jpg
2013正月特集32.jpg
2013正月特集34.jpg
↑引き揚げられるときに隊長さんが敬礼をしてくださりました。ありがとうございます!
2013正月特集35.jpg
↑モザイクの関係でわかりませんが、微笑みながらほんのわずかな間だけ赤色灯をつけて下さりました。
ありがとうございます!
2013正月特集36.jpg

編集後記。
私自身、この訓練を見せて頂いて、市民の皆さんにもっと
京都消防の隊員さんの陰の努力を知ってもらいたいと思いました。

だからこそ、この記事を見て頂いていることを承知の上であえて書きます。
もっと市民にこういう訓練(舞台裏的なもの)を公開してはどうでしょうか。

企業や寺院との合同訓練は日常的に数多くされています。
ですが、一般市民が目にすることは"ほんのわずか"なはずです。

もうすぐ行われる出初式は1年間にたった1回です。
9月の防災訓練も対市民という要素もありますが、開催地付近以外の人は見ていないのが現実でしょう。
多くて年に2回、へたすりゃ1年に1回見るか見ないか・・・そんなの見ていないのと一緒ですやん。

東京消防庁や伏見消防署のように庁舎や車両の一般開放だけでも絶対に効果はあるはずです。
イベントが無理ならば、HPを充実させるだけでも効果はあると思います。

東日本大震災を機に消防が注目されていることは言うまでもありません。

市民に理解してもらうことで、住宅用火災警報器の設置やAEDの普及・認知にもつながると思います。
そして、昨今問題になっている救急車の適正利用にもつながるはずです。
消防にとって絶対に忘れてはいけない、"予防・広報業務"に力を入れられることに期待して終わります。

京都消防の皆様には大変お世話になっている身にも関わらず、生意気な発言大変失礼いたしました。
京都消防マニアとしてこの願いが届くことを願っています。
関連記事
スポンサーサイト
コメント
<管理人により拍手を転載しました>
13日はご苦労さまでした。取材大変だったと思います。本日帰宅後チェックできました。(これでわかりますね)後記 本当にありがとうございます。私たちが日々思っていることをずばり述べていただいております。本当に京都消防の力を信じるならば簡単なことだと思いますが,本当の訓練の姿を見ていただくことになれていないのが原因だと思います。東近畿救助訓練とか,予防運動の訓練と根本的なところで目的に相違があることが原因です。今後ともよろしくお願いします。今後はたまに書き込みさせていただきます。今回の訓練の解説記事などは,ほぼ私の見方と同じです。
2013/01/13(Sun) 20:35 | URL | 申し上げられないが,解るはず。 | 【編集
京都消防の日々の努力は消防訓練だけでなく,記事中にもあるように予防,広報,救急,市民指導,防災市民行動力の向上等多岐にわたっています。消防訓練はその中で最も即応が求められるもので,反射的な判断と動き,そして効率的な連携を身に着けるためのものです。これを基本にすべての業務の職業意識が醸成されていると私は考えています。これからも応援よろしくお願いします。 謝
2013/01/14(Mon) 09:54 | URL | デジタル人間さん見守り隊 | 【編集
>申し上げられないが,解るはず。 様

返事が遅くなり申し訳ありません。
申し上げられないが,解るはず。様にコメントを
頂戴できるだけで大変光栄なことなので、
どのようにお返事をすればよいのか悩んでおりました(汗)

お気遣いありがとうございます。
出初式当日は、早朝からお声掛け頂きありがとうございました。

出初式で撮影させて頂いた写真は後日お渡しさせていただきます。

失礼かとは思ったのですが、拍手から転載させて頂きました。

こちらこそ、本来、直接お話しするべきことにも関わらず、
口下手が故にこのような形でしかお伝えすることができず
申し訳ありません。

仰るように、見られることに対しての"慣れ"はあるかもしれません。
普段と違う光景で何かをすることほど緊張や動揺するものはないと思います。

ましてや、特別警防訓練では審査という特異な訓練なので
尚更のことです。

東近畿救助訓練も例年惜しいところで敗退するのもこういった
ところに何か原因があるのかもしれませんね(汗)

こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。
申し上げられないが,解るはず。様の期待を裏切らないよう、
これからも運営して参ります。
ありがとうございます。
コメントを頂けることを楽しみにしております。

解説記事については正直不安だらけだったのですが、
そのお言葉を聞いて安心しました。
ありがとうございました。
2013/01/18(Fri) 20:18 | URL | デジタル人間 | 【編集
>デジタル人間さん見守り隊 様

初めまして、コメントありがとうございます。

仰るように、消防官として採用され、厳しい訓練を積み上げていく中で、本当の"職業意識"が芽生えてくるのかもしれません。

"消防官"としていることで職業意識が成立しているように思っていた自分がお恥ずかしい限りです。

こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。
2013/01/18(Fri) 20:18 | URL | デジタル人間 | 【編集
仁和寺訓練取材ご苦労様でした。
良い写真がとれたでしょうか。市長が訓練を査閲されるということで,また違った雰囲気につつまれていましたね。文化財とかかわるすべての人々で文化財を守るとのコンセプトをよく表現していたのではないでしょうか。また,写真のアップと記事を楽しみにしております。
2013/01/25(Fri) 06:04 | URL | デジタル人間さん見守り隊 | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。